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2008 AUTOBACS SUPER GT Round.3
 

完璧な作戦とチームワークで見事なポールトゥウィン!
更に19歳4ヶ月 国本選手は最年少優勝記録を更新☆
5月4日、静岡県の富士スピードウェイで2008 AUTOBACS SUPER GT第3戦「FUJI GT500KM RACE」が開催された。

昨年F1も開催された富士スピードウェイのコースは富士名物とも言える約1.5kmのメインストレートがあり、前半がハイスピード、後半がテクニカルというレイアウトとなっている。

予選は目ぐるしく変わる天候の難しいコンディションのなか、初のスーパーラップ出場!そして、なんとポールポディションを獲得!

決勝は500kmという長丁場のレースで、完璧な作戦とチームワークを見せ文句なしの優勝を飾った。
開催日 開催地 天候 コースコンディション 決勝観客動員数
2008年5月4日(日) 富士スピードウェイ 晴れ ドライ 56,900人





最初の20分間はGT300クラス専有。ここで上位10位以内に入った車両が午後のスーパーラップに進出できる。

まずは、平手選手がステアリングを握りアタック開始。
路面はウエットからセミウエットへと変化し、チームの判断やアタックタイミング1つで順位は大きく変わる難しい路面コンディション。
ところが雨の量は次第に増え、1分57秒145で18位。

混走の時間となり、国本選手がコースイン。スリックタイヤでは到底走行不可能な状態の中、滑るマシンをねじ伏せ国本選手は今レースウィーク1番のベストタイムをマークするが、順位は25位に後退。
その後ウエットタイヤを装着し平手選手に交代。
この時点で残り時間は15分。
前2戦に引き続き今回もスーパーラップ出場は厳しいかと思い始めた矢先、1分53秒326で6番手に浮上し、今シーズン初となるスーパーラップ進出を決めた。

スーパーラップでは、映画カーズで流れる「Real Gone」の曲にのせて、平手選手が渾身のアタック。
後に平手選手は、「1コーナーを慎重に行き過ぎた」とコメントしているが、見事ポールポジションを獲得!

初のスーパーラップ出場で初のポールポジション獲得という快挙を成し遂げた。

GT300クラス/予選結果
Po No Machine Driver Qualify #1 Super Laps Tire WH
1 95 ライトニング マックィーン apr MR-S S 平手 晃平
国本 京佑
1'53.326 1'44.189 MI +2
2 110 KUMHO BOXSTER-GT S 光貞 秀俊
池田 大祐
1'53.492 1'44.789 KH +1
3 43 ARTA Garaiya S 新田 守男
高木 真一
1'53.658 1'44.802 MI 60

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決勝レースは予定通り14時スタート。
スタート時の気温は25度、路面温度は35度。今回は500kmという長丁場のレースの為、燃費が悪いマシンは2回のピットインを余儀なくされるが、「95号車 ライトニング マックィーン apr MR-S」は1ピット作戦。しかし、2ピットのマシンよりもはるかに重いガソリン満タン状態でのスタートとなった。

ポールポジションから完璧なスタートを切った平手選手は2周程トップをキープし続けるが、2ピットの為ハイペースで走行する33号車、77号車にかわされ3位に後退。
しかしこれは予定通り。平手選手は焦りを見せることもなく冷静に淡々と走行を続ける。
19周目に2位を走行していた33号車が110号車と接触しピットイン。「95号車 ライトニング マックィーン apr MR-S」は2番手に浮上。平手選手はポジションキープのまま冷静に周回を重ねる。39周目77号車の1回目のピットインでトップに復帰し、50周目に「95号車 ライトニング マックィーン apr MR-S」はピットイン。
素早いピット作業とともにドライバーを国本選手に交代し2番手でマシンを送り出す。

トップは77号車で、その差は約43秒。
あと1回ピットインがあるとはいえ微妙な状況。
しかしここでトップの77号車が黄旗追越のペナルティーで10秒のピットストップを強いられ、勝利の運気は完全に「95号車 ライトニング マックィーン apr MR-S」へ流れていた。

ペナルティーを受けた77号車は約2秒程前でレースに復帰するが77号車はあと1回ピットインが残っているため、ペースを乱すことなく余裕の走りで周回を重ねる国本選手。

その後、77号車がピットインすると、国本選手は2位以下を20秒以上引き離しトップを独走!そのままチェッカーを受け、見事なポールトゥウィンで第3戦富士500kmレースを制した。

更に国本選手(19歳4ヶ月)はSUPER GT最年少優勝記録を塗り替えた。

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GT300クラス/決勝結果
Po No Machine Driver Time/Diff. Laps Tire WH
1 95 ライトニング マックィーン apr MR-S 平手 晃平
国本 京佑
3:02'34.661 101 MI +2
2 46 MOLAレオパレスZ 星野 一樹
安田 裕信
0'26.739 101 MI 15
3 2 プリヴェKENZOアセット・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
0'44.019 101 YH 20


■ 平手選手
まず今回のレースで素晴らしい成績が生まれて、とても嬉しいです!
GTに参戦してから2戦を終えて、GTの難しい部分や自分の課題であった速さだけではなく、どんな場面でも冷静で強いドライバーになると言う課題を今回のレースでは完璧にやり遂げる事が出来たと思います。
次戦のセパンでも今回の様に、与えられた仕事を完璧に熟す事が出来れば必ず良い結果が生まれると思うので、次のレースまでにさらに強い自分作りをしてレースに挑みたいと思います。今回ご声援頂いたファンの皆さんチーム関係者、ミシュランさん、スポンサーの皆さん本当にありがとうございました。

■ 国本選手
決勝日、朝のフリー走行がレースウィーク初めてのドライコンディションでの走行だったので、少し不安だったのですが、ラップタイムも悪くなかったので安心して決勝に臨めました。
今回優勝することが出来たのは、速い車に仕上げてくれたチームスタッフ、レース中終始パフォーマンスの高かったミシュランタイヤ、ドライバーというチームワークの成果だと思います。次戦のセパンでも上位でゴールが出来るよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。 

■ 金曽監督

楽しいゴールデンウィークをお届けしたい気持ちからチーム全員で挑み、そして優勝。
すこし出来過ぎかな?と思いますが、なにより、ライトニング マックィーン apr MR-Sそしてドライバー2名の人気は素晴らしく、沢山の子供達から「頑張って!勝って!マックィーン大好き!」と応援してもらい、カーズレーシングとして期待は裏切れなかったですね。
勝利の背景は、子供達です。 
カーズレーシングが子供達の心に残り、ご支援頂いております企業様の未来、夢に繋がるようにまだまだ、チームもドライバーも成長しなければならない。皆様のカーズレーシングは沢山の子供達を乗せてついに発進!今後とも暖かいご声援宜しくお願い致します。


 
 
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