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2008 AUTOBACS SUPER GT Round.5
 

シリーズ戦折り返しの天王山レースで予選7番手から6位でチェッカー!
5ポイント獲得!!
7月27日、宮城県のスポーツランドSUGOで
2008 AUTOBACS SUPER GT第5戦「SUGO GT300KM RACE」が開催された。

このスポーツランドSUGOは山間部にあるだけにアップダウンの大きいコースで、中高速コーナーが多く、セッティングさえ決まれば車種による差があまりないコースでもある。
このため、このSUGOでは毎年のように接戦のレース展開となり、思わぬアクシデントが起こりやすい。

「95号車 ライトニング マックィーン apr MR-S」は、40kgのウエイトハンデを背負い、予選7番手から6位でチェッカーを受け完走を果たした。 
開催日 開催地 天候 コースコンディション 決勝観客動員数
2008年7月27日(日) スポーツランドSUGO 曇り ドライ/ウエット 34,800人





ここ数戦で絶対的な安心感と強さが出てきた平手選手がステアリングを握りアタックを開始。

一発のタイムには不向きなミディアム系の硬めタイヤにもかかわらず、平手選手は4周目にチーム予想外のアタックで4位。周囲を驚かす結果を出し難なくスーパーラップ進出を決める。

その後、そつなく国本選手も基準をクリアし1回目の予選を終えた。

スーパーラップでは、平手選手が速さと若さと強さで挑んだアタックだったが、やはりアタック周には十分なタイヤの発熱は得られず暴れるマシンをねじ伏せ7位を獲得。

GT300クラス/予選結果
Po No Machine Driver Qualify #1 Super Laps Tire WH
1 19 ウェッズスポーツIS350 S 織戸 学
阿部 翼
1'24.108 1'23.938 YH 5
2 43 ARTA Garaiya S 新田 守男
高木 真一
1'24.658 1'23.985 MI 30
3 11 JIMCENTER ADVAN F430 田中 哲也
植田 正幸
1'25.095 1'24.252 YH +1
 
7 95 ライトニング マックィーン apr MR-S S 平手 晃平
国本 京佑
1'24.850 1'25.570 MI +0

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スタートドライバーは平手選手。ここ菅生では例年、スタート直後に多重クラッシュや接触によるスピンが多い。今回もスタート直後の2コーナーにて500クラス車両の接触があったが、巻き込まれることはなく平手選手は冷静にポジションをキープ。

更に、ピット作業で順位を上げられる事も分かっており、トップ集団が見える位置でチャンスを伺い、他車がピットインをするタイミングからプッシュ、それまでは無理なバトルによる接触等を避ける指示をした。

その指示通り冷静にチャンスを伺い、他車のピットインが開始された35周目から、平手選手の怒濤の攻めが始まった。
この時点で7番手だった平手選手は、トップ集団を完全に捉えるラップタイムを連発し見えない敵と戦う。また、無線でも「マシンのバランスも取れてきてキター!って感じです」とレース楽しんでいる様子。300クラス最後のピットイン車両として52周目にピットイン。

迅速なピット作業でメカニックは最高の仕事をし、国本選手をコースに送り出す。この時点でなんと4番手を走行中の2号車の直後につけることができた。
国本選手は、ソフト系タイヤ且つショートスティントのため、ここから猛追し表彰台の一角を狙いに攻めに入る。が、青旗が振られているにもかかわらず、周回遅れのマシンが譲らずブロック状態が3周も続く。その間、後方集団がすぐ背後まで迫ってきており、周回遅れのマシンに手こずる国本選手の隙をつき、後方集団のマシン達に一気にパスされ7位に後退。

チェッカーまで諦めずに攻めポジション挽回を狙うが、結局7位でレースを終えた。

その後、暫定3位でチェッカーを受けた2号車に対し35秒追加のペナルティが課せられた為、順位は1つ繰り上がり6位を獲得。しかし、2号車の背後にピットアウトしていただけに、非常に悔やまれる結果となった。

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GT300クラス/決勝結果
Po No Machine Driver Time/Diff. Laps Tire WH
1 43 ARTA Garaiya 新田 守男
高木 真一
1:50'29.833 75 MI 30
2 81 ダイシン ADVAN Z 青木 孝行
藤井 誠暢
0'06.485 75 YH -
3 35 DOUBLEHEAD avex apr MR-S 峰尾 恭輔
坂本 雄也
0'45.100 75 MI 5
+2
 
6 95 ライトニング マックィーン apr MR-S 平手 晃平
国本 京佑
0'53.810 75 MI 40


■ 平手選手
レースは僕が3分の2走る作戦でスタートしました。
最初の5周くらいはタイヤが発熱してこなかったので、辛いレースを展開でしたが、
後半のタイヤの持ちが良かったので、ポジションを3つあげ国本選手に代わりました。

しかしその後のペースが上がらず苦しい展開となりましたが、
結果的に6位と次の鈴鹿に繋がる結果でした。

■ 国本選手
レース後半3分の1でドライバー交代しました。4番手でコースに戻ったのですが、周回遅れに引っかかってしまったこともあり、自分のポジションを守れませんでした。どのような理由があっても、ポジションを守れなかったのは、自分の技量の薄さからきた結果だと思います。

今回のレースでは、改めてGTの難しさというものを実感しました。今後同じようなシチュエーションになったときに、うまく対処できるように考えていきます。次回の鈴鹿1000kmでは、「95号車ライトニング マックィーン apr MR-S」の応援席もあるということなので、たくさんの応援を力にして、精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします!」

■ 金曽監督

平手選手の働きは、最高得点をつけたいと思う程、満足な内容でありレースをこなす度に強いドライバーに成長しています。また、国本選手も日々成長の過程ですが、まだまだ経験が足らず、最年少ドライバーからか、ベテラン勢に対し迫力負けをしたのだと思います。
しかし実際のレース内容は、青旗無視のモラルに反する車両が全ての問題であり、国本選手の問題では無い。有るとすれば、それに手こずりロスをした事が最大の問題であり、この経験を繰り返させない事を組織的にチームは行わなければならない。そうは言っても菅生戦において6位入賞は目標達成であり、照準と定めた鈴鹿1000kmへの拍車にも繋がります。

いつも応援頂いておりますファンの皆様、スポンサーの皆様に感謝すると共に、更なる結果を目指しております。次戦鈴鹿1000kmは狙います。そしてチェッカー後の鈴鹿1000km名物の花火の下で勝利を皆様と分かち合いたいと思います。


 
 
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