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第4戦は、1戦限りのセパンスペシャルチーム
『TEAM RUN'A apr MR-S』として参戦いたしました☆


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2008 AUTOBACS SUPER GT Round.4
 

灼熱の気候と85kgのウエイトハンデの中、
9位でチェッカーを受け貴重な2ポイントを獲得!!
マレーシアのセパンインターナショナルサーキットで2008 AUTOBACS SUPER GT第4戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」が開催された。
セパンインターナショナルサーキットはフラットで回り込む中速コーナーが多い。それだけにコーナリングを得意とするマシンに有利である。
昨年は同マシンである101号車「apr MR-S」が優勝を飾り、過去の実績からも、MR-Sとミシュランタイヤに於いても相性の良いコース。おのずと期待は高まるが、前戦富士500kmレースに於いて最年少記録を更新と共に華やかな優勝を飾った95号車「apr MR-S」は、その代償としてハンディーウエイト85kg(HW60kg+性能調整25kg)のヘビーウエイトから苦戦を強いられることは戦う前から予想された。
暑さをものともしない冷静な走りを魅せた平手選手、セパンインターナショナルサーキットは初となった国本選手は9位でチェッカーを受け貴重な2ポイントを獲得した。
開催日 開催地 天候 コースコンディション 決勝観客動員数
2008年6月22日(日) セパンインターナショナル サーキット 晴れ ドライ 25,516人





平手選手がステアリングを握り、アタック開始。

ラウンドを重ねる毎に速さと強さを身に付けてきた平手選手のGT300占有時間のアタックはアグレッシブであったが、アタック周に惜しくもクールダウン車両に遭遇し0.08秒足らずスーパーラップ出場圏内の10位に届かず12位。

その後、混走の時間となり、国本選手にドライバーを交代。
Bドライバーの基準タイムを素早くクリアし、平手選手に交代。

即座に2セット目のNEWタイヤを用い再度アタック。
目的の15位以内の予選結果はクリアしていたが、常に上昇をめざすチームはスーパーラップ進出をかけ平手選手をコースに送り出す。

しかし混走時間であり、まともなクリアーラップを取ることができず、13位で予選を終える。

GT300クラス/予選結果
Po No Machine Driver Qualify #1 Super Laps Tire WH
1 77 クスコDUNLOPスバルインプレッサ 山野 哲也
佐々木 孝太
2'06.930 2'07.153 DL +2
2 19 ウェッズスポーツIS350 S 織戸 学
阿部 翼
2'08.413 2'08.227 YH +1
3 43 ARTA Garaiya S 新田 守男
高木 真一
2'08.448 2'08.251 MI 50
 
13 95 apr MR-S S 平手 晃平
国本 京佑
2'09.167 - MI 60

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スタートドライバーは平手選手。予選13番手から、ポイントを獲得する為、10位以内でのチェッカーを目指しスタートが切られた。
オープニングラップの2コーナーにて予選上位3台(11号車,19号車,81号車)が絡む接触があり波乱のスタートとなったが、それにも動じず平手選手は難なく10位までポジションアップ。 

その後、平手選手はハードタイヤを選択のアドバンテージをうまく使い、後方から無理な攻め方もせずペースをコントロール。
タイヤをマネージメントしチャンスを伺う平手選手が動き出したのは、大半の車両がピットインし始めた23周以降からであり、ここから見えない敵に対し怒濤の攻めに転じる。

平手選手は10周の間、毎周ベストタイムを更新。
好ペースをキープし続ける平手選手にチームは無線で「もう少し引っ張れるか?」と確認したところ「全然大丈夫です!」との頼もしい返答が!

結果GT300クラスで最後から2番目となった33周目まで引っ張りピットイン。定評ある敏速なピット作業を終え、国本選手をコースに送り出したときには大幅にポジションアップし、なんと6番手。

アウトラップの冷えたタイヤから他マシンを先行させることになったが、7位をキープし国本選手は残りの周回重ねる。順調に国本選手もポジションキープでの走行で有ったが、コース上のタイヤカスを不運にも拾いその後大きくマシンバランスが悪化。
なんとか、後方集団のプッシュをしのいでいたが、最後までペースを上げることが出来ず最終的には2台にかわされ9位チェッカー。

目的の10位以内でポイントは獲得出来たが7位が見えていただけに課題の残る内容となった。
しかし、前向きに見ればシリーズ戦を見据えポイントを獲得し、次戦は20kgを降ろすことが出来る事から今後の展開に期待が持てる内容であった。

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GT300クラス/決勝結果
Po No Machine Driver Time/Diff. Laps Tire WH
1 77 クスコDUNLOPスバルインプレッサ 山野 哲也
佐々木 孝太
1:50'11.109 50 DL -
2 46 MOLAレオパレスZ 星野 一樹
安田 裕信
0'04.715 50 MI 45
3 7 ORC雨宮SGC-7 井入 宏之
折目 遼
0'19.568 50 YH 15
 
9 95 apr MR-S 平手 晃平
国本 京佑
1Lap 49 MI 60


■ 平手選手
スタートしてからはタイヤと相談しながら前を走る車にプレッシャーを与え続けていたのですがストレートで遅かったので、富士の時の様にはチャンスが無かったです。

しかし今回はポイントも取ることが出来ましたし、次に向けて20kgもウェイトを下ろせるので、菅生では面白いレースが出来ると思います!

■ 国本選手
今回の決勝レースでは、安定したラップが刻めず、
後ろに走っていた2台の車に交わされてしまいました。

自分のミスによりポジションを落としてしまったので、しっかりと原因をみつけて
次戦の菅生までには、安定した走りができるようにしていきます。
そして次戦の菅生では、上位でゴールができるよう頑張りますので、
応援よろしくお願いします。 

■ 金曽監督

今回のレースは最低限の目標を達成できただけであり、決して満足な内容では無かったと言えます。本来のミシュランタイヤのパフォーマンス、チームパフォーマンス、ドライバーパフォーマンスであれば表彰台近くまでの結果は得られたはずであり、常に上昇する気持ちと、勝ちの価値を極めた者こそ栄冠が待つと考えています。

この後の戦いは、Rd5菅生サーキット、Rd6鈴鹿サーキットで行われます。 チームは考え新たに、次戦の菅生サーキットでは価値を求め、鈴鹿サーキット1000kmレースは勝ちを極めたいと思います。また、鈴鹿サーキットではカーズレーシング応援席が用意されますので、ファンの皆様と沢山の子供達とチームは一心同体になってシリーズを挑みたいと思います。


 
 
 
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